親業とは

親業とは

『親業』は、子育てのこと。

ほとんどなにもできない小さな人間を、

肉体的にも精神的にも成長させ、社会的に一人前になるまで育てること。

これ以上に難しく、責任を負い、努力を必要とする仕事が他にあるでしょうか?

世の中には様々な『仕事』がありますが、

その『仕事』をするために、専門学校や大学で学んだり、様々な研修を受けたり、

また、先輩や上司から教えていただいて仕事をしておられる方がほとんどでしょう。

けれど、子育てに関しては、

親になることの特別な研修もなければ、訓練もありません。

もちろん、親になるための資格を求められることもありません。

育児書を読んでみたり、ネットで調べたり、親同士で情報交換したり、

自分の親はこうだったな、と思い出したり、

先輩ママ・パパに聞いたり・・・。

断片的な知識を得ながら、手探りで子育てをし、

これでいいのか、はたまた、こうすべきだったか、と

迷いながら子育てをしています。

なんでこうなるの?と一人、涙をこぼすこともあります。

そして、子どもを育てるということは、

親である自分がいなくても、ひとりで生きていけるように育てることでもあります。

子どもが親から離れていくのと同じように、

親も、子どもを手離していくこと。

大事な大事な我が子を手離していくことは、

そう簡単なことではありません。

子どもに対する親の接し方が変化すると、子どもは変わります。

それが、その子の将来、そして人生に大きな影響を及ぼすことでしょう。

『親業訓練講座』では、

親としての役割を果たすための具体的な方法を

実際に家庭で、学校で、教室で使える形にしていくお手伝いをします。