うちには、「くろみ」という黒猫がいます。
ペットがいる方は、みんな思うとおもうのですが、
きっとあちらは、日本語をほぼ完全に理解している(ような気がする)。
当然、くろみは日本語を喋れないし、
そもそも、私の仕事の都合で、用事がない限り、にゃーも言わないように躾けられています(OMG!)
その上、甘えるのが下手くそ!!触られるのも絶対いや!
スリスリする、ということを知らんまま、大きくなった野良猫です。
そんなわけで、私はくろみの様子を見て、
何を訴えているのか、理解しようとするわけです。
「あぁ、おなかへったん?」
「のどが乾いとんかい」
「遊んでほしいん?」
「オマエ、外に行きたいんやな」
「気に入らんのかーい」
「待ってるん?」
「暑いんかー」
「寒いんか」
私たちは、子どもが赤ちゃんでまだ話せないときは、こんな風に
言葉によらない子どもの悩み、というか、嫌だなという気持ちのサインを見つけて、
「〜なのね」「〜なのかな?」と
子どもの気持ちを察したり、理解しようとしていました。
これって、大きくなっても必要だよな。。。と思います。
確かに、イライラして、モノに当たったり、
親の言動につっかかってくる我が子をを見ると、
「なにイライラしとるんじゃい!」
「親に向かってなんやその態度は!!」
と腹立たしくなることもあります。
でも、それって、子どもが悩みを抱えてる『サイン』なんですよね。
赤ちゃん返りもそうだし、ひたすら泣き続けるのも、『サイン』。
それを『あ、これはサインやな』と冷静にキャッチできるようになるだけでも、
親子関係は劇的に変わってきます。
しかも、私、最近よーく分かったんですが、
「子どもには、自分の気持ちをキャッチしてほしい特定の人がいる」んです。
赤の他人の、全く関係のない私がキャッチしてあげても、ダメなんです。
子どもにしてみたら、「あんたじゃないよ」って感じです(苦笑)。
あ、大人でもそうですね。
いやだな、困ったな、というとき、子どももおとなも必ずなんらかのサインを出します。
言葉によらないサインです。
あなたの子どもは、相方は、サインを出していませんか?
観察してみると、なかなか面白いですよ。
0コメント