1月、息子が成人式を迎えました。
成人の記念にと、夫が腕時計を贈ることに。
なかなか息子が欲しいものに、夫がうんと言わなかったり、
何度も話し合っていたようです。
(私はノータッチ お金ださないからね 爆)
夫は、ネットショッピング大好きです。
最近はほとんど送料無料ですし、
店頭より少し割引があったり、なによりポイントつきますしね!
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息子の欲しい時計が決まり、いざ購入となったとき、
珍しく息子から電話があったのでした。
夫と時計について話し合い、夫が
「ママ、代わる?」というので、電話に出たら
息子が
「ネットで買ったら、そんなに安いの?」
ピーン!ときました。
親業でいう『サイン』やな、これは。
「ネットで買うっていうのが、なんだか気が進まんみたいやなぁ」
よくよく話を聞いてみると
・ネットで買うのは、息子にとっては信用に欠ける(きちんと営業されてると思いますよ)
・高価なものだからこそ、きちんと自分が信頼できる店で受け取りたい。
・お店の人に、『新品』を箱から出してもらって、
きちんと自分の目で確認してから手に入れたい。
(あ、高価とは言っても、そんなめちゃくちゃ高価なものではないのですよ)
息子の、
記念のものだからこそ、手に入れるところから大切にしたい
そんな気持ちがとてもよく理解できました。
買ってもらう立場だと、なかなか自分の希望は言えないものです。
買ってもらうだけでもありがたいだろ!と言われることすらありますものね。
それでも、やっぱり体から本音が出てしまうものです。
電話でも、ポロリと出てしまうくらいですから。
そんな話をし、夫もそれを了承し、
息子は自分が信頼できるお店で、
自分の希望通り、きちんと欲しい時計を手にしたのでした。
年末に帰ってきて、
「これ、買ってもらったやつ!これいいよな!」
と嬉しそうに手にしている姿を見ると、
とても嬉しく、幸せな気持ちになれました。
これからもその腕時計を大切にしていくことでしょう。
もしあの時、話を聞かずにネットで買っていたら・・・。
息子はその時計を見るたびに、もやもやした気持ちを持ってしまっていたかもしれません。
もやもやするから、身につけない、ということにもなったかもしれません。
「話を聞くこと」の大切さを、改めて再確認したのでした。
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