あなたも大切 わたしも大切 

親業のエッセンスを、少しずつご紹介します

勉強しろ!って言ってません?

突然の学校の休校にともない、

私の教室も休講を余儀なくされております。


ってことは、時間ができた!ということです(笑)

ここぞとばかりにブログも書くぞ!!


さて、今日で、学校休校3日目を過ぎました。


ここ最近、FacebookやInstagramで、

子どもにどういうふうに勉強させるか!という情報があふれていて、

ちょっとびっくりしています。

それと同時に、子どもたちが

「勉強やれ!」って言われてないか、勝手に心配しております(苦笑)

今日はこれをやりなさい!

って、大人が勝手に子どもが何をすべきか決めてたりしてませんか?


これ、子どもが勉強しなくなる1つの要因になりうるかも。

「勉強しなさい」って言われると、やる気なくなるという子が大半だから。

(うちの教室のお子たち談)


子どもに指示・命令してしまうのは、なぜなんでしょうね?


色々理由はあるのだと思いますが、

それは、子どものことを信じられないから。

信頼できないから。


「勉強しなさい」の中に、

(私が言わないと、あなたやらないでしょ)

(どれをやるか私が決めてあげないと、あなたは決めることもできんでしょ)

(あなた一人でできるわけがない)

こんな風に、

(あなたは信用ならんな!)

というメッセージが子どもに届いてしまうのかもしれません。


信用されてないと感じた子どもたちは、どんな気持ちなのでしょう?

勉強をやる気になるのでしょうか?


でね、言われてやる子もいるんです。

でもね、

「これやっとかんと、かーちゃんが機嫌悪いけんな」って言います。


かーちゃんのご機嫌のための勉強になっているわけです。


こういう子たちをみると、非常に切ないです。


おうちは学校でも教室でもありません。

おうちは、エネルギーチャージの場所です。

緊張感なくて当たり前かもね。


私は個人的に、このお休みは、

学校の勉強じゃないことをやってもいいんじゃないかな、と思っていますw

横道にそれる時間も大事だと思うんだよね。

きちんとやるときもあれば、

きちんとやらない時間も必要だと思う。

まぁ、学校で未消化の部分もあるから、そのフォローは必要だと思いますが・・・。


ちなみに、うちのお子たちは長期の休みはほぼフリーでしたw

子どもたちは、「うちは自由すぎてやばい」と思ってたかもしれない。

でも、私はなぜか信頼できたんですよね。

この子らは、やるべきことはやるし、

できないことや困ったことは、相談しにくる。


その信頼は、日々の生活の中で生まれてくるのだと思う。

朝、起こさなくても起きてきた、とか

「最近4時間目にお腹がなって困るから、もう1こパン食べとくわ」と言うとか。

年齢に応じて、だんだん親がいなくてもできることが増えてきて、

「なんだできるじゃん!」っていうこと、

この子なりに考えてやってるんだな、という子どもの行動を発見すること、

その1つ1つが子どもへの信頼感に置きかわっていくのかも。


で、それって指示・命令をやめてみて、

子どもを『観察』することから始まるような気がしています。


この1ヶ月の休みで、子どもたちがどう変わるのか。

大人の対応で、かなり変わってくるのでは?と思っています。


ココロを育む(*^_^*)親業の語り場@徳島

子どもたちが、心も体も健やかに育つように。 そして、周りのオトナも幸せに☆

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