またまたしばらく更新ができておりませんでした(汗)
教室生とその保護者への毎月のおたよりからの抜粋+少し変えて、載せてみます。
いよいよ本格的な受験シーズンに突入です。
教室にも多くの中3生、高3生が在籍しております。
これを書いている9月末、中3生は基礎学力テストの前。
教室でも対策をしていると、教室の空気が凛としてきていることを感じています。
どこの学校へ進学するのかは、やはり人生の大きな選択です。
そんな大きな選択と決断に面しているのに、やるべきことをやっておらず人のせいにする子どもには、喝を入れますし、
正直に自分の気持ちを語ります。
一生懸命やらない子に、私だって一生懸命になんてなれないよ。
こっちが一生懸命やって、ないがしろにされたら、むなしいよ。
中3生、高3生は私との付き合いが長い子ばかりで、
その辺りのことはちゃんと理解してくれているようです。
やっとエンジンがかかってきたかな?
受験生は、この時期から気持ちが不安定になりがちです。
勉強しても勉強しても結果が出ない。
やってもやっても分かってないことがいっぱいあることに気づく。
何をどうしたらいいのかわからない。
志望校が親の意見と合わない。
とにかくもやもやする時期です。
私自身も親として、講師として何ができるのか、いつも自問自答の日々です。
我が家の場合は、孤軍奮闘していた娘が疲れ果てて家に帰ってきたということもあり、
とにかく『家で勉強できる環境を整えること』そして
『しっかり体も心も休める、リラックスした環境を整えること』
この2つだけを親として頑張ることにしました。
え、それだけ?と思われるかもしれませんが、
家の中でゴタゴタを起こさないということだけでも結構難しいと思いませんか?
1分でも多く勉強してほしいのに、親子ゲンカになったら勉強どころじゃなくなってしまいます。
うちの娘は、家の中であちこち場所を変えながら勉強をします。
自分の部屋はもちろん、テレビの部屋であったり、
台所のテーブルであったり、自宅の教室であったり・・・。
実家から引き揚げてくることを決めた時、娘が言ったのは
「自分のことを話せる人がいない。この部屋以外に自分がいる場所もない。それが辛い」
そう言えば、息子も泣きながら電話してきたこともあったっけ。
一人で全部決断をして、丸くなってしまった息子の背中に涙したこともあったなーー。
受験生だけじゃなく、どの子も孤独なときがあります。
ただ話を聞いてほしいだけ。
アドバイスはいらない。
受験生は特に孤独感を感じていることでしょう。
その不安を吐き出せる人が身近にあれば、
どれだけ子どもは助かり、考えがまとまり、そして前向きに頑張っていけることでしょう!
「勉強しなさい!」が必要なときもありますが、
多くの場合は「勉強しなさい」が子どものやる気をそぐ一番最悪なワードだったりします
(子どもに「勉強しな」って言われたらどう?と聞いてみてくださいw)
親の話し方、話の聞き方1つで、しぼんでいた子どもの心がぽっと暖かくなり、
よし、がんばろう!と思えたら、それが一番の応援になります。
自分の意志で始めたことは強いですよ!
そんな風に勉強してもらえたらいいな、と思います。
0コメント